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2009年10月7日現在

色のついた植物名をクリックすると写真が見れます(新たなウィンドウが開きます)。
開花植物
アキノキリンソウ
アズマレイジンソウ
イガアザミ
オヤマボクチ
カシワバハグマ△
カメバヒキオコシ
キクアザミ◎
キッコウハグマ◎
クサヤツデ
コハマギク◎
ゴマナ
サラシナショウマ
シオン
シモバシラ
シラネセンキュウ
シロヨメナ
セキヤノアキチョウジ
センボンギク
センボンヤリ
ダイモンジソウ
チョウセンノギク△
ナンブアザミ
ニッコウアザミ
ノコンギク
ノハラアザミ
ハッカ
フクオウソウ
マルバノキ◎
ミカエリソウ
ミゾソバ
ヤマトリカブト
ユウガギク
リュウノウギク◎
リンドウ
ワスレナグサ



紅葉中の植物
オオカメノキ◎
オオイタヤメイゲツ◎
オオヤマザクラ◎
カツラ◎
ツタウルシ◎
ニシキギ◎
ハウチワカエデ◎
ハナイシザクラ◎
ハナノキ◎
マルバノキ◎
※和名の後に続く◎は今回新たに加わったもの、△は写真を入れ替えあるいは追加したことを示します。

木の実
 開花している花も残り少なくなってきましたが、木の実やキノコなど秋ならではの楽しみもあります。
photo [ボックガーデン 09.09.24 撮影]
photo [ボックガーデン 09.08.26 撮影]
コムラサキ(小紫、別名:小式部)
Callicarpa dichotoma (Lour.) K.Koch(クマツヅラ科)
 ムラサキシキブ(C. japonica)の仲間で、山地の湿地に生える落葉低木です。花や実もムラサキシキブに似ますが、全体に小振りであることと、花序が葉の付け根より少し上につく(ムラサキシキブは付け根に)、鋸歯が葉の先端付近のみであることなどが異なります。ムラサキシキブと同様に庭木に用いられますが、ムラサキシキブ名で扱われることが多いようです。この属の仲間では、ムラサキシキブと、ヤブムラサキ(C. mollis)が園内にはあります。
photo [実験室前芝生 09.09.18 撮影]
ガマズミ(別名:ヨソゾメ)
Viburnum dilatatum Thunb.(スイカズラ科)
 山野に生える落葉低木です。分布は、北海道から九州までで、中国や朝鮮半島にも産します。5~6月頃に白い散房花序を枝先に咲かせます。秋に赤い果実を付け、熟すと食べることができます。和名は、諸説ありはっきりとせず、漢字もあてられていません。牧野富太郎博士は、万葉集にあるスガノミがガマズミのことであろうとし、ズミや別名のヨソゾメは染めるに通じるので、染料として用いられていたのではないかと推察しています。
photo [実験室前芝生 09.06.10 撮影]
photo [休憩芝生 09.10.01 撮影]
ニシキギ(錦木)
Euonymus alatus (Thunb.) Siebold(ニシキギ科)
 山野に生える落葉低木で、全国に分布します。名前は、紅葉の美しさを錦に例えたもので、品種のコマユミ(f. ciliatodentatus)と共に庭木として利用されます。枝にコルク質の翼があるのが特徴で、コマユミではこれがありません。5月頃開花しますが、小さく緑色であまり目立ちません。しかし、秋には赤い実を多数つけ紅葉と相まって目立つ存在です。園内には、マユミ、カントウマユミ、ツリバナ、コマユミなどの仲間も多くあります。
photo [休憩芝生 09.10.01 撮影]
photo [石標18付近 09.05.12 撮影]

国立大学法人東京大学大学院理学系研究科附属植物園日光分園
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