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2009年9月25日現在

色のついた植物名をクリックすると写真が見れます(新たなウィンドウが開きます)。
開花植物
アイズヒメアザミ
アキノキリンソウ
アケボノソウ
アサギリソウ◎
アズマレイジンソウ
イガアザミ
ウラハグサ
オオマルバノテンニンソウ
オクモミジハグマ
オケラ
オトコエシ
オミナエシ
カシワバハグマ
カメバヒキオコシ
キバナアキギリ
キンロバイ
クサヤツデ◎
ケマアザミ
ゴマナ
サラシナショウマ
サワシロギク
シオン
シラネセンキュウ
シラヤマギク
シロヨメナ
ススキ
セキヤノアキチョウジ◎
センボンギク
センボンヤリ◎
ソメワケハギ
ダイモンジソウ
タカクマヒキオコシ
タマブキ
チョウセンノギク
ツリフネソウ
ツルニンジン
ツルボ
テンニンソウ
ナンブアザミ
ニシキハギ
ニッコウアザミ
ノコンギク
ノハラアザミ
ハッカ
ハナタデ
ヒガンバナ◎
フクオウソウ
フシグロセンノウ
ミズヒキ
ミゾソバ
ミヤギノハギ
モミジガサ
ヤマゼリ
ヤマトリカブト
ヤマハハコ
ユウガギク
リンドウ◎
ワスレナグサ
ワレモコウ

※和名の後に続く◎は今回新たに加わったもの、△は写真を入れ替えあるいは追加したことを示します。

ヤマハッカ属(Isodon sp.、シソ科)
 園内で開花している植物もだいぶ減り、落ち葉も目立ってきました、来園者の目も紅葉に移りつつあります。ヤマハッカ属の紫色の小さな花は、この寂しげな季節のトーンに良く合っているように思います。
photo [石標93付近 09.09.25 撮影]
セキヤノアキチョウジ(関屋の秋丁字)
Isodon effusus (Maxim.) H.Hara
 セキヤとは関所の番人の住居のことで、箱根で見いだされたことからこう名付けられたそうです。アキチョウジは、同属のI. longitubusのことで、花の形が香辛料の丁字に似ており、秋に咲くことから。実験室前の芝生の他、石標93付近にあります
photo [石標93付近 09.09.25 撮影]
photo [石標18付近 09.09.24 撮影]
カメバヒキオコシ(亀葉引き起こし)
Isodon umbrosus (Maxim.) H.Hara var. leucanthus (Murai) K.Asano f. kameba (Okuyama ex Ohwi) K.Asano
 イヌヤマハッカの変種で、山地の木陰に生え腰ぐらいの草丈になります。分布は、南東北から中部地方まで。名称の由来は、左のように葉の先端が三裂して中央があたかも尾のように伸びており、卵円形の葉の形状と合わせて、亀の形に見えることによります。ヒキオコシは、同属のI. japonicusのことで、気付け薬に使われたことから、倒れた人を引き起こすと言う意味だそうです。なお、上の写真では「亀葉」が見えませんが、花序に近い茎の上部では亀の形をした葉は少ないためです。
photo [下部の亀型の葉]
photo [ボックガーデン 09.09.04 撮影]
タカクマヒキオコシ(高隈引き起こし)
Isodon shikokianus (Makino) H.Hara var. intermedius (Kudo^) Murata
 鹿児島県の高隈山で発見されたことからの名称です。母種のミヤマヒキオコシは、四国にのみ分布するのに対して、関東地方以西の太平洋側の山地に分布します。
photo [ボックガーデン 09.09.04 撮影]

国立大学法人東京大学大学院理学系研究科附属植物園日光分園
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