東京大学大学院理学系研究科附属植物園

日光植物園について

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植物園の概要

植物園

「日光植物園」の通称で親しまれている当園は、東京大学大学院理学系研究科附属植物園(通称「小石川植物園」)の分園です。 高山植物や寒冷地の植物の研究と教育を主な目的として、はじめ1902年(明治35年)に東照宮付近に開設され、1911年(明治44年)に現在地へ移転しました。 その後、旧田母沢御用邸の一部や近接地が加えられ、現在の面積106,980m²(32,361坪)になりました。

園内には、日本の高山ならびに温帯から亜寒帯に生育する種、およびそれらに関係の深い外国産の種が集められています。 自生のものも含めると、シダ植物約130種、裸子植物約70種、被子植物約2,000種(双子葉類約1,750種,単子葉類約250種)が生育しています。 木本では、特に、日本の温帯に種類の多いサクラ属ツツジ属カエデ属の植物が多数集められています。 草本は、林内や林縁に植え込まれていますが、特殊な生育環境を必要とする種は、ロックガーデン(高山植物園)ボッグガーデン(湿原植物園)にて栽培されています。

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