エドヒガン <江戸彼岸>

Cerasus itosakura (Siebold) Masam. et S.Suzuki var. itosakura f. ascendens (Makino) H.Ohba et H.Ikeda (バラ科)

実験室前芝生、休憩芝生周辺に植栽されています。和名は、春の彼岸のころに開花し、東京に多く植えられていたことに由来します。ソメイヨシノをはじめ、多くの栽培品種の元となりました。萼筒が壷形であるのが特徴です。葉が展開する前に開花します。学名がC. spachiana より変更になり、学名的には本種の枝垂れ品種イトザクラの立ち上がり品種扱いとなりました。

[休憩芝生付近 2022年04月12日 撮影]

[休憩芝生付近 2021年04月08日 撮影]

[休憩芝生付近 2019年04月22日 撮影]

[石標92番付近 2016年10月06日 撮影]

[休憩芝生付近 2016年04月15日 撮影]

[休憩芝生付近 2015年04月24日 撮影]

分布:本州、四国、九州;台湾、韓国(チェジュ島)、中国中部
生育地:山地
特徴:落葉高木、両性花
当園花期:4月中旬〜下旬
別名アズマヒガン、ヒガンザクラ、ウバヒガン。イトザクラの花色が濃いベニシダレ、さらに八重咲きのヤエベニシダレもあります。

コシノヒガンザクラは本種の変種とされていましたが、キンキマメザクラとの雑種とされ、コヒガンザクラの品種扱いとなりました。

その他エドヒガン系栽培品種には、ウジョウシダレオネヤマヒガンショウドウヒガンなどがあります。

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園内位置