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2009年7月22日現在

色のついた植物名をクリックすると写真が見れます(新たなウィンドウが開きます)。
開花植物
アキザキスノーフレーク
アキノタムラソウ
イトラン
イヌヌマトラノオ
イブキジャコウソウ
イヨフウロ
イワナンテン
ウツボグサ
ウバユリ
ウラジロタデ
エゾミソハギ
オオバギボウシ
オオバナウツボグサ
オオマルバノホロシ
オオモミジガサ
オカトラノオ
オゼヌマアザミ
オゼノミズギク
オトギリソウ
カキラン
キツリフネ
キヌタソウ
キレンゲショウマ
ギンパイソウ
ギンリョウソウ
キンロバイ
クサアジサイ
クサレダマ
コウホネ
シキンカラマツ
シナノキ
セイヨウイブキジャコウソウ
セイヨウトラノオ
セイヨウノコギリソウ
ダイコンソウ
タカトウダイ
タケニグサ
タチギボウシ
タムラソウ
チダケサシ
チョウセンヨメナ
ツクシカラマツ
ツタバウンラン
テリハノイバラ
トウギボウシ
トキワナズナ
ドクゼリ
ドクダミ
トモエソウ
ナガバハアザミ
ナンテンハギ
ニシキハギ
ヌマトラノオ
ノギラン
ノリウツギ
バアソブ
ハエドクソウ
ハクチョウゲ
ヒオウギ
ヒマラヤキンシバイ
ヒメヤブラン
ヒヨドリバナ
フサフジウツギ
フシグロセンノウ
ホタルブクロ
ホツツジ
ミソガワソウ
ミツバ
ミツモトソウ
ミヤマカラマツ
ヤブカンゾウ
ヤマタイミンガサ
ヤマハギ
ヤマユリ
ユキハギ
リョウブ
ワスレナグサ


ワスレグサ属
 ユリ科のワスレグサ属(Hemerocallis sp.)は、ニッコウキスゲなどを含み、観賞用としても人気の高い仲間です。ワスレグサの名称は、この花を見ると憂いごとを忘れるという中国の故事に由来するそうで、万葉集にも用いられています。また、名前に用いられる萱(カン、カヤ)は、本来ワスレグサの意で、我が国に漢字として入ってきてから似たような葉を持つスゲやカヤツリグサの仲間に使用されたようです。園内には、ニッコウキスゲの他、エゾキスゲ、トビシマカンゾウ、ユウスゲ、ヤブカンゾウ、ノカンゾウなどがあります。
photo [駐車場  09.07.23 撮影]
ヤブカンゾウ(藪萱草)
Hemerocallis fulva L. var. kwanso Regel
 中国からの移入種で、おしべとめしべが花弁化し八重咲きになっているのが特徴です。中国には、ホンカンゾウ(Hemerocallis fulva L. var. fulva)という、一重咲きの母種があります。
photo [駐車場  09.07.23 撮影]
photo [ロックガーデン  09.05.26 撮影]
ニッコウキスゲ(日光黄菅)
Hemerocallis dumortieri C.Morren var. esculenta (Koidz.) Kitam. ex M.Matsuoka et M.Hotta
 戦場ヶ原の夏の風物詩にもなっている花です。日光と名はつきますが、分布は広く中部地方から北海道にかけて。正式な和名はゼンテイカ(禅庭花)で、由来には戦場ヶ原を中禅寺湖の庭と見て、そこに咲く花という説もありますがよく分かっていません。 今年の開花は終わりました
photo [ロックガーデン  09.06.18 撮影]
photo [ボックガーデン近く  08.08.21 撮影]
トビシマカンゾウ(飛島萱草)
Hemerocallis dumortieri C.Morren var. exaltata (Stout) Kitam. ex M.Matsuoka et M.Hotta
 ニッコウキスゲの島嶼域における変異型とされています。代表的な生息地である山形県の飛島の名前を冠しています。
photo [ロックガーデン  09.06.16 撮影]
ユウスゲ(夕菅、別名キスゲ)
Hemerocallis citrina Baroni var. vespertina (H.Hara) M.Hotta
 上記の3種は、朝咲いて翌朝しぼみますが、ユウスゲは逆に夕方に咲き名前の由来となっています(属名のHemelocalisは、ラテン語で「一日美しい」と言う意味で、この仲間が一日でしぼむことを表しています)。
photo [ボックガーデン近く  09.07.08 撮影]
エゾキスゲ(蝦夷黄菅)
Hemerocallis lilioasphodelus L. var. yezoensis (H.Hara) M.Hotta
 北海道や南千島の海岸に生え、ユウスゲと同じように夕方に開花します。このところシカが園内に入り込み、花を食い荒らしていますが、エゾキスゲも好物らしく、開花すると翌朝には綺麗に無くなっていました。この写真は、シカとの競争でようやく撮れた一枚です。


国立大学法人東京大学大学院理学系研究科附属植物園日光分園
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