園内で最も広く明るい芝生エリアです。ホームページができてからは「実験室前芝生」と記載していますが、古いガイドブック等には名前の記載が無かったり、「分類園」や「実験原」といった呼ばれ方もされます。

春にはエドヒガンやイトザクラの花見が楽しめます。芝生に目を落とすと、ヒナソウが芝生を覆っています。

芝生を囲う園路沿いにタムラソウやシモバシラ、イヨフウロなどが植えられています。芝生の中にはケブカツルカコソウ、ネジバナ、ツルボなどが咲きます。

芝生内の百葉箱や光センサーでは継続的な環境計測が行われる他、中央東寄りに高さ20mほどの大きなカラマツの木が一本立っています。

以前は立入禁止エリアでしたが、現在は芝生の中を歩いたり、ベンチやテーブルを利用することができます。休憩芝生と同様に休憩や植物観察にご利用ください。