ヒオウギアヤメ

Iris setosa Pall. ex Link (アヤメ科)

ボッグガーデン、ミズバショウ池他に植栽されています。園内には変種のナスノヒオウギアヤメキリガミネヒオウギアヤメもあります。見分けのポイントは内花被片の大きさです。ヒオウギアヤメの内花被片はかなり小さく目立たないため、アヤメカキツバタと比較するとどこか物足りなく感じるかもしれません。

[ミズバショウ池 2021年05月06日 撮影]

ヒオウギアヤメとカキツバタ[ミズバショウ池 2020年05月26日 撮影]

[ボッグガーデン 2019年06月06日 撮影]

[ボッグガーデン 2016年05月23日 撮影]

内花被片のサイズ比較。左からヒオウギアヤメ、ナスノヒオウギアヤメ、キリガミネヒオウギアヤメ。[ミズバショウ池 2014年06月04日 撮影]

ナスノヒオウギアヤメ endemic species to Japan endangered species in Japan endangered species in Tochigi

Iris setosa Pall. ex Link var. nasuensis H.Hara (アヤメ科)

ヒオウギアヤメキリガミネヒオウギアヤメと共にミズバショウ池に並べて植栽されています。ヒオウギアヤメと比較すると少し内花被片が大きいのが特徴です。近年の研究により、ヒオウギアヤメとカキツバタの異質三倍体雑種であることが示唆されています。ナスヒオウギアヤメと表記されることも多いようです。

[ミズバショウ池 2024年05月15日 撮影]

[ミズバショウ池 2023年05月24日 撮影]

[ボッグガーデン 2020年05月26日 撮影]

[ボッグガーデン 2016年05月23日 撮影]

[ミズバショウ池 2014年06月04日 撮影]

キリガミネヒオウギアヤメ endemic species to Japan endangered species in Japan

Iris setosa Pall. ex Link var. hondoensis Honda (アヤメ科)

ミズバショウ池の周りにヒオウギアヤメナスノヒオウギアヤメと並べて植栽されています。ヒオウギアヤメの変種の中では最も内花被片が大きいのが特徴です。環境省レッドリスト2020絶滅危惧IB類(EN)に指定されています。近年の研究により、ヒオウギアヤメとカキツバタの異質三倍体雑種であることが示唆されています。

[ミズバショウ池 2023年05月24日 撮影]

[ミズバショウ池 2020年05月26日 撮影]

[ミズバショウ池 2014年06月04日 撮影]

[ミズバショウ池 2014年06月02日 撮影]