オニノヤガラ

Gastrodia elata Blume (ラン科)

石標93~85番南側(石標22~21番北側)のエリアが比較的出現しやすい他、川沿いのフェンス先でも出現することがあります。オニノヤガラの中でも花と茎が緑色のものをアオテンマ、短茎で花が白いものをシロテンマといいます。園内の個体は花が緑色のものと、短茎で花が白いものがあり、それぞれアオテンマ、シロテンマとしていましたが、アオテンマとするには茎も緑色であることが必要なため、現在はオニノヤガラとシロテンマと記載しています。草丈は150cm程度まで伸び、林内に生えていても目立ちます。

詳細は2010年の花便りで特集しました。※一部内容が古い箇所があります。

高さは低め[石標21〜22番付近(大谷川沿い・フェンス奥) 2025年07月07日 撮影]

見つけたときにはピークを過ぎていました[石標93〜85番付近(南側) 2024年07月10日 撮影]

[石標21〜22番付近(大谷川側) 2023年07月10日 撮影]

[石標11番北側付近 2020年07月31日 撮影]

シロテンマ endangered species in Japan endangered species in Tochigi

Gastrodia elata Blume f. pallens (Kitag.) Tuyama (ラン科)

2025年は三宮さんのみやロックで最初に開花を確認しました。昨年は石標62~19番西側シロヤシオの下、石標93~85番南側、三宮さんのみやロック等で確認されています。オニノヤガラよりも少し遅れて開花します。園内各所に出現しますが、菌類に依存するためどこに出るかは予想できません。石標92番付近の群落は無くなってしまいました。草丈は50cm程度です。

[三宮ロック 2025年07月10日 撮影]

[石標62~19番付近 2024年07月10日 撮影]

[三宮ロック 2023年07月13日 撮影]

[三宮ロック 2019年07月31日 撮影]

[石標92番付近 2018年07月13日 撮影]