シモツケに似た雰囲気の花を付ける多年草です。シモツケと同時期に開花します。葉はよく見ると羽状複葉で、掌状の頂小葉のみが目立ち、小さな側小葉があります。園内の個体は実験室前芝生の個体は側小葉が多く、ロックガーデン、ミズバショウ池付近のものは側小葉が少ないです。園内のシモツケソウ属(Filipendula )の植物は他に、変種のアカバナシモツケソウ、日本海側多雪地に多いコシジシモツケソウ、白花で大型のオニシモツケ、葉が鋸状のロクベンシモツケソウ、園芸品種のキョウガノコがあります。
[ロックガーデン 2021年07月20日 撮影]
[ミズバショウ池付近 2018年06月26日 撮影]
側小葉[実験室前芝生 2022年06月20日 撮影]
托葉[実験室前芝生 2022年06月20日 撮影]
[ミズバショウ池付近 2016年06月30日 撮影]
過去の写真
'09.07.03
シモツケソウの高山型変種で、果実に毛が生えるのが特徴です。現在は石標51番付近、休憩芝生南側に植栽されています。園内の個体は側小葉が少なく、托葉は薄くやや細長いです。
[石標51番付近 2024年07月01日 撮影]
[ロックガーデン 2016年06月30日 撮影]
側小葉、托葉[石標51番付近 2022年06月20日 撮影]
[2009年06月24日 撮影]
シモツケソウの白花品種です。ロックガーデン南側に植栽されている他、ミズバショウ池周辺エリアにも散見されます。オニシモツケとは個体サイズ、托葉の発達具合、花茎の毛の有無で判断します。
[ロックガーデン 2023年06月23日 撮影]
過去にオニシモツケとして掲載いた個体は本種と思われます。訂正いたします。[ロックガーデン 2019年06月28日 撮影]