ボタンヅル

Clematis apiifolia DC. var. apiifolia (キンポウゲ科)

過去の記録では園内の個体は2回3出複葉型変種のコボタンヅルでしたが、1回3出の個体や不明瞭な個体が見つかっています。痩果の毛の判別では先端や角のみにわずかに毛が見られ、ボタンヅルとまでは言えないかもしれません(ボタンヅルは毛に覆われ、コボタンヅルは毛がないとされる)。

[駐車場北側 2023年08月01日 撮影]

[駐車場北側 2022年08月01日 撮影]

コボタンヅル endemic species to Japan

Clematis apiifolia DC. var. biternata Makino (キンポウゲ科)

正門~駐車場付近、通御橋手前などで見られ、花期には白い花が植物を覆うように咲きます。カザグルマと同じセンニンソウ属のつる性植物です。西の方では葉が1回3出複葉のボタンヅルが多く、中部・関東地方では2回3出複葉型変種のコボタンヅルが多いようです。過去の記録では園内の個体はコボタンヅルでしたが、近年ボタンヅルが増えてきました。葉が全縁のセンニンソウともよく似ています。

[駐車場 2024年07月30日 撮影]

[駐車場 2022年08月05日 撮影]

[石標14番付近・通御橋手前 2019年08月06日 撮影]

オニドコロとのせめぎ合い[石標1番付近 2018年08月17日 撮影]

[駐車場付近 2017年08月22日 撮影]

[駐車場付近 2014年07月17日 撮影]

葉[園外・北側フェンス 2023年07月24日 撮影]