駐車場から南側に降りると、そこに広がっているのがコナラ林です。毎年の下草刈りと落葉掻きにより林床はコケで覆われており、明るい林床からは様々な草本が芽吹き、キノコ類が生えます。
冬の初め、落ちきったコナラの葉は集められ、ロックガーデンの保温に使われます。さらに数年熟成後に腐葉土として土壌改良に使われます。
林床の草本の中でも、フシグロセンノウのオレンジ色は一際目を引きます。また、ひっそりと咲くギンリョウソウもよく観察できます。
カエデの真っ赤な紅葉も素敵ですが、コナラの黄〜オレンジ色の紅葉も迫力があります。