ミヤマザクラ <深山桜>

Cerasus maximowiczii (Rupr.) Kom. (バラ科)

駐車場西側に植栽されていたものは枯死してしまったため、稚樹をサクラ園に植栽しました。ミヤマザクラ節の植物の分布の中心は中国南西部で、本種は日本に自生する唯一のミヤマザクラ節の種です。花期が遅く、葉がすっかり展開してから開花します。ほかのサクラが散形状・散房状なのに対し、本種は総状で、まっすぐ上向きに伸びた花柄に花が3〜10個付きます。葉は重鋸歯、蜜腺は葉身にあります。

[サクラ園 2023年05月04日 撮影]

[サクラ園 2023年05月04日 撮影]

[サクラ園 2016年05月16日 撮影]

[2003年05月18日 撮影]

分布:北海道、本州、四国、九州;中国東北部、朝鮮半島、ロシア極東部
生育地:温帯〜亜寒帯。山地帯〜亜高山帯。蛇文岩地・石灰岩地。
特徴:落葉高木、両性花
当園花期:5月中旬

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園内位置