シソバタツナミ endemic species to Japan

Scutellaria laeteviolacea Koidz. (シソ科)

葉脈は目立たないか、赤紫色に染まるものがあります。葉は草の下の方が大きく、上にいくにつれて小さくなる特徴があります。茎の毛は下向きが多いようです。現在シソバタツナミと思われる個体は見つかっていません。

最も信頼できる植物図鑑の1つである平凡社「日本の野生植物」においてシソバタツナミ、トウゴクシソバタツナミ、ツクシタツナミソウの分類に混乱がありました。2015年の改訂新版に準拠し、これまでシソバタツナミとして掲載していたものは、ツクシタツナミソウとして訂正し、掲載し直しました。

トウゴクシソバタツナミ endemic species to Japan

Scutellaria laeteviolacea Koidz. var. abbreviata (H.Hara) H.Hara (シソ科)

石標21~22番付近、三宮ロック、石標60番付近の他、石標16番奥や石標72〜85番のカキツバタ池付近などで観察できます。シソバタツナミの変種で、草の上部の葉が大きい、全体的に毛が多く、茎の毛は長めの開出毛が多いなどの特徴があります。シソバタツナミよりも山地寄りに分布するようです。同属の仲間にはヒメナミキハナタツナミソウツクシタツナミソウがあります。

[石標60番付近 2024年06月06日 撮影]

[石標72〜84番・カキツバタ池付近 2022年06月20日 撮影]

[石標22番付近 2020年06月04日 撮影]

[石標22番付近 2020年06月04日 撮影]

[石標92〜93番付近 2020年06月04日 撮影]

[石標22番付近 2020年06月03日 撮影]

過去の写真
石標84番付近 '12.06.15