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2009年6月2日現在

色のついた植物名をクリックすると写真が見れます(新たなウィンドウが開きます)。
開花植物
アカモノ
アブラツツジ
アヤメ
イソツツジ
イブキトラノオ
イワイチョウ
イワシモツケ
イワユキノシタ
ウマノアシガタ
ウラジロハナヒリ
ウワバミソウ
エビネ
オウギカズラ
カイナンサラサドウダン
カキツバタ
ガクウツギ
カザグルマ
カラフトイバラ
カンボク
キショウブ
キリガミネヒオウギアヤメ
ギンパイソウ
キンラン
ギンリョウソウ
キンロバイ
クリ
クリンソウ
クロバナロウゲ
クロバナロウバイ
クロマメノキ
コアジサイ
コウホネ
コウリンタンポポ
コケモモ
コゴメウツギ
コメツツジ
ササバギンラン
サツキ
サラサドウダン
サンシキウツギ
サンショウバラ
シソバタツナミソウ
ショウブ
シライトソウ
シラン
シロバナヘビイチゴ
センダイハギ
ツクシドウダン
ツクシヤブウツギ
ツタバウンラン
ツルガシワ
トキワナズナ
ナスノヒオウギアヤメ
ニシキウツギ
ニッコウキスゲ
ノイバラ
バイカイカリソウ
ハスノハイチゴ
ハマナス
ヒオウギアヤメ
ヒメシャガ
フタマタイチゲ
フタリシズカ
マムシグサ
マルバウツギ
マルバシモツケ
ミヤママタタビ
ミヤマヨメナ
ムカゴトラノオ
ムラサキセンダイハギ
ムラサキヘイシソウ
モミジカラマツ
モリイバラ
ヤグルマソウ
ヤナギトラノオ
ヤナギバチョウジソウ
ヤブウツギ
ヤブデマリ
ヤマオダマキ
ヤマボウシ
ヤワタソウ
ユリノキ
ワスレナグサ


ノバラ(野薔薇)
 バラは、バラ科のバラ属(Rosa sp.)の総称です。野生のものは、世界に約200種、日本に約15種が存在し、園芸種と区別してノバラとも呼びます。古代エジプトには既にバラの栽培が行われていたとされ、今日に至るまで無数の品種が作出されており、人類が最も愛好する植物の一つと言っても過言ではないと思います。当園には園芸品種はほとんどありませんが、ノバラを幾つか見ることができます。

photo [駐車場脇 09.06.03 撮影]
ノイバラ
Rosa multiflora Thunb.
 日本では普通に見られるバラの一つです。枝先に房状に花を付けます。園芸バラの原種として重要であるだけでなく、台木としても使われます。当園では、駐車場近くなどで見ることができます。
photo [実験室前芝生 09.06.02 撮影]
ハマナス
Rosa rugosa Thunb.
 漢字では浜梨と書きます。海岸近くに分布し、梨のような実をつけることからこの名が付いたと言います。日本の野生種としては最大級の花を咲かせます。当園では、実験室前の芝生で見ることができます。
photo [ミズバショウ池近く 09.06.02 撮影]
サンショウバラ
Rosa hirtula (Regel) Nakai
 葉が山椒に似ているため、この名前が付けられたそうです。萼筒(花の基部、後に果実になる)にとげが密生しているのが本種の特徴です。実験室前の芝生とミズバショウ池の近くで見ることができます。
photo [ミズバショウ池近く 09.06.01 撮影]
サンショウバラ蕾
photo [ボックガーデン裏林内 09.05.27 撮影]
photo [ボックガーデン裏林内 09.05.30 撮影]
モリイバラ
Rosa onoei Makino var. hakonensis (Franch. et Sav.) H.Ohba
 やや高地に自生するバラの一種です。一つ一つの花も小さく、一つの枝先に少数しか花をつけませんが、清楚で可憐な印象です。ボックガーデン裏の茂みにひっそりと咲いています。
photo [園内中央林内 09.05.21 撮影]
カラフトイバラ
Rosa amblyotis C.A.Mey.
 別名ヤマハマナス。北海道やその名の通り、樺太(サハリン)などの高緯度あるいは軽井沢などの高冷地に分布します。ミズバショウ池で見ることができます。
photo [ボックガーデン裏林内 09.06.03 撮影]
Rosa davidi Crep.
 中国原産のバラです。小種名davidiは発見者のダビッド神父(Jean Pierre Armand David)に由来します。ダビッド神父は中国南西部で布教をし、多くの植物を欧州に持ち帰りました。ハンカチノキ(Davidia involucrata)もその一つで、属名に名を残しています。当園では、モリイバラの横にあります。(6/8開花が見られたので写真を入れ替えました)


国立大学法人東京大学大学院理学系研究科附属植物園日光分園
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