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ウツギは、漢字では空木と書き、枝が中空であることが語源とされています。単純にウツギとだけ記した場合は、卯の花とも呼ばれるアジサイ科のものを指しますが、ウツギと名が付く植物は6科11属に存在し、多岐にわたっています。 |
![]() ヒメウツギ Deutzia gracilis Siebold et Zucc.(アジサイ科) ウツギ(D. crenata)と同属です。当園では至る所で見られ、開花期も長いため、ツツジ類が終わった後の見所の一つです。 |
![]() ガクウツギ Hydrangea scandens (L.f.) Ser.(アジサイ科) 園芸種のアジサイの原種であるガクアジサイ(額紫陽花)に花が似ており、樹形がウツギに似るためこの名が付けられたとの説があります。近づくと強い香りがします。当園では駐車場への通路の脇に植栽されています。 |
![]() ニシキウツギ Weigela decora (Nakai) Nakai(スイカズラ科) 花色が咲き始めは白く後に赤へと変化することから二色空木と名付けられました。最初から赤いものをベニバナニシキウツギと呼びます。 |
![]() ベニバナニシキウツギ W. decora (Nakai) Nakai f. unicolor (Nakai) H.Hara |
![]() ミツバウツギ Staphylea bumalda DC.(ミツバウツギ科) 遠目には、ウツギやヒメウツギに似ていますし同時期に開花するので紛らわしいですが、系統的に遠く、果実の形などは全く異なります。 |
![]() コゴメウツギ Stephanandra incisa (Thunb.) Zabel(バラ科) 愛らしい小さな花を全体に散らすように咲かせている様を、コゴメ(小米:精米などで砕けた米あるいは粟をさす)に例えて名付けられました。全国的に分布していますが、朝鮮半島や中国、台湾にも生えています。 |
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