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2004年11月17日現在

(本年度の開花状況はこれが最後となります。12月1日-4月14日は冬季閉園いたします)

開花植物
ダイモンジソウ
マルバノキ
ノジギク

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サラサドウダン
Enkianthus campanulatus (Miq.) G.Nicholson(ツツジ科)
花は下向きに咲くのに果実は上向きになります。赤い冬芽のすぐ下の葉痕のうち、明るい茶色の短い部分が今年伸びたところです。このような短い枝を短枝と呼びます。一方、葉痕のない長い部分があることからもわかるように、枝はよく伸びるときもあり、このような枝を長枝と呼びます。長枝と短枝の組み合わせで樹形が形成されます。葉がなくなる冬は、枝の観察にもってこいの季節です。[ボックガーデン付近]
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ヤマツツジ
Rhododendron kaempferi Planch. var. kaempferi(ツツジ科)
ツツジの仲間には、春に展開する春葉に加え、夏から秋に展開し越冬する夏葉をもつものがあります。ヤマツツジもそうで、写真の大きい葉は春葉でもうすぐ落葉します。芽の周りの小さい葉が夏葉で多くはこのまま冬を越します。一見、落葉樹のように見えますが、小さいながらも冬中葉があるため、半常緑樹と呼ばれます。[ロックガーデン付近]
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ブナ
Fagus crenata Blume(ブナ科)
ほとんどの落葉樹が落葉したなか、ブナでは一部の茶色い葉がまだ枝に付いています。強い風が吹かなければ、冬中付いたままのこともあります。[ミズバショウ池付近]
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カザグルマ
Clematis patens C.Morren et Decne.(キンポウゲ科)
そう果に残った花柱が伸びて羽毛状になり、風に飛ばされやすくなります。このような果実や葉が対生であることがClematis(センニンソウ属)の特徴です。


国立大学法人東京大学大学院理学系研究科附属植物園日光分園
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